2006年 初めて訪れた日光

友人に誘われた行った日光

この時は浅草から東武に乗って日光に向かうということで、遠方からくる友人は東京に前泊する必要があった。
自分を含めて、大阪鹿児島神奈川東京からそれぞれ1人ずつということだったが、前泊が必要な鹿児島からの友人は東京にあった我が家に前泊した。
男の部屋に女性が泊まるという、よく泊まったという感じでもあったけど、成り立つ関係というのもある。

日光東照宮

今からすでに10年以上前のコンパクトカメラで撮影した写真だが、とくに古く感じないのは自分の感性の問題かもしれない。

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中禅寺湖と華厳の滝

中善寺の宝物庫あたりからの眺望になるはずなので、見えているのは黒槍岳や竜頭の滝方面になるのだろうか?
雪の名残と空気の冷たさもあって、目の前に広がる中禅寺湖に吸い込まれてしまうような錯覚を覚えた。

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華厳の滝

不名誉な名所としても有名だが、これには夏目漱石が関わっているらしいという記憶がある。
くりぬかれた岩盤に流れ落ちる一筋の滝、滝つぼに積もる雪を解かすように、それでいて滝つぼに新しい雪を積もらせているようにも感じたのを覚えている。
川や滝といったものは、目にするたびにその景色に圧倒され、街中の小川ですら、源流や河口を探ると、どこかで荒々しい姿を見るのはよくあるものだと思う。

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終わり

この日はとりあえず見に行こうというスタンスだったため、予定らしい予定も決めずに行動した。
帰りの電車では半個室となっていた指定席を取ったため、快適だったのと、駅前の土産物屋で信玄餅を購入したことを覚えている。
それでいて昼食は何を食べたのかまったく思い出せないのだが、おそらく中善寺湖付近で食べたのだと思う。
日光はこの日以来、16年ぶりだっただろうか2022年に訪れたのだが、当時は気にしなかったり、気づかなかったようなものもあり、自分自身の興味が沸く所が変わっていることに面白く感じる。
恐らく街並みも刻一刻と変化しており、当時の面影だけ残るような場所などもあるのだろうが、そういう変化に気づけるほどの何かを会得できると、再び訪れた時により感慨深くなれるのだろうか。

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